紙上説教 2020/6/21
≪紙上説教 2020/6/21≫
新緑が深まり、紫陽花が雨に映える季節になりました。「雲が雨で満ちると地に雨が降るように、感謝が満ちると主の栄光が顕れる」と聖書は語ります。今は『天の父母様聖会』が発表され、天においては既に天の御国が準備されているのだと確信致します。マタイ書にある、婚姻を予定されたクリスチャンに代わって召されたのが私たち祝福家庭です。しかし礼服を身に着けなければ追い出されてしまうというのです。礼服とは内的精誠のことであり、『神氏族メシヤ』の使命を果たすことに違いないと思います。
良寛は「花は無心に蝶を招く」といい、「花は何故美しいのか、ひと筋の気持で咲いているから」と八木重吉は信仰を表現しました。神を知り目覚めた私たちは、“真の愛”に一心に生きるべきです。家庭集会で悔改めるということは、まさしく“愛は私の一切、家庭は私の一切”との心情で生きることなのです。
天聖経は、『信仰生活は実践で勝ちなさい』と言います。即ち愛の勝利のことなのです。『正』とは『一』に『止』まることなのです。正しいとは、真直ぐなことなのです。私が夫や子ども、そして氏族を愛すのです。
コロナの災禍を通じて第三次世界大戦の様相を呈してきました。米中冷戦構造は、自由の民主主義と一党独裁の絶対主義の対立なのです。そのような統一の為の最終戦争と言わざるを得ません。『道徳なき経済は邪悪であり、経済なき道徳は寝言』とは二宮尊徳公の言葉です。世界の“母国日本”は道徳大国を目指さなければならないと、『救国の預言』で元久保木会長が主張したことです。経済は、愛を実践するための神様が与えたものです。
韓鶴子総裁の自叙伝を訓読し、“真の母の愛”を実践する者になりましょう。
祈り