紙上説教 2017/7/16
神は預言者ホセアに対して、夫や子供を捨てて奴婢にまでになった元の妻を、もう一度妻に迎えよと神は言われました。ちょうどそれは、神を捨てたイスラエルは淫婦のような立場だと言うのです。主なる神はその子らの帰りを待っておられるお方なのです。
コリント人への第一の手紙13章では、『信仰と希望と愛』の大切さを訴えています。そしてその中でも、『愛』が最も一番というのです。
白河教会のスローガンは『白河一番、家庭が一番、私が一番』です。その意味は『家庭は私の一切である、私の全てである』と云うものです。
キリスト教徒はイエスの十字架に神様の愛の姿を見出しました。統一家庭連合の私たちは家庭の中にこそ、神様の愛を見出して、それを成就していかなければならないのです。
皆様は統一原理を通して、家庭生活の中で『子女の愛』『兄弟の愛』『夫婦の愛』『父母の愛』の四大心情圏を育くんでいくということは御存じのはずです。“汝らの父が完全であられるように完全な者になれ”(マタイ5:48)のように神様に似て個性を完成した完成人間になりなさいというものです。
それはロボットのような無味で無感情的な者になるというものではありません。ふつう完全な人などは居らず、絶対的なものなどあるはずがない。この世に真実の世界があるかと人は懐疑的になります。
では私たちは完全な神の姿や、真の愛を知ることはできないのでしょうか。そうではありません。子供にとっての親は、その為に生きるその無視の愛のゆえに完全であり、かつ絶対的なのです。人類の前に親として立たれる天地人真のご父母様もまた、その真の愛の故に絶対的なのです。
祈り