紙上説教 2021/5/16

2021 5/16 説題「神の責任分担と人間の責任分担」

原理では人間と万物の違いは人間に責任分担があることであり、人間の完成は神様の責任分担95%と人間自身の責任分担5%によって成されるとあります。その責任分担とは次の内容です。

①戒めを守ること

②神の創造性に似る

神の創造性に似るとは自己創造であるのです。人間の責任分担は5%といっても人間自身にとっては100%であります。私たちは自らが責任分担完遂に向かっているか、言い訳せずに省みることが大切です。

この世界の技術は自然世界からヒントを得ながら作られています。たとえば新幹線の鼻は以前より長くなりました。それは空気抵抗を弱くするためでありカワセミが水に飛び込む様子から着想を得て、カワセミのくちばしのように細く長く新幹線の鼻が改良されてきました。また、蚊に刺されるときに痛みを感じないことから注射針の形も痛くないように考えられてきました。このように神様が人間に準備されたこの世界であることを感じます。

私たちは神様から与えられた責任分担を達成すべく歩んでいる中にいます。物事を見るときには立体的に考えていく必要があります。私たちにもその相手にも、全員が幸せになってほしいと願うお方がおられるのです。神様とは、私たちが苦しいとき誰よりも私たちのことを想い泣かれている悲しみの神だというのです。人間に与えられた責任分担は私たちに幸せになってほしいという愛ゆえの責任分担なのです。

私たちはそのような親の心情を悟り、私の最大限できることは何なのか、その人の背後におられる神様、または私の背後におられる神様の目でそのひとや物事を観ることが大切なのです。

祈り

 

 

 

 

 

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