紙上説教 2021/1/10
≪紙上説教 2021/1/10≫
「私がエルサレム(シオン)を忘れたら、私の手を萎えさせて下さい。」この詩篇は、海老名弾正が愛した聖句です。
BC586年、エルサレムはネブカドネザルによって滅ぼされました。そしてバビロン捕囚は54年間になります。シオンにはダビデの墓があり、アブラハムの信仰塔が立てられ、そしてソロモンの神殿理想が実現した地を奪われたのです。
今は、天一国理想を掲げて前進する時です。私たちは、神氏族メシヤの使命を果たして、天寶家庭として入籍しなければなりません。
氏族メシヤは宿命であると言います。神氏族メシヤは、メシヤ権(氏族の父母)として立たなければなりません。
神様が真の父母様を送られたように、真の父母様は、私たち祝福家庭を遣わされたのです。故に、そのことを実現しなければなりません。まさしく死生決断、無限疾走していくのです。
人間関係は“感情”によって動くものです。私たちの“家庭書写会”における女性中心の悔い改めによる内的闘いは、“道徳(愛情)的治療”であると言えます。この人と居ると「暖かい気持ちに、心が穏やかになる」と言って癒されるのです。
なぜ子離れできず子供に執着するのでしょうか。
自分の内面世界が乏しく空虚なために、精神的自立が出来てないために子供が全てになり執着するのです。。
これは決して愛情が深いわけではありません。『真の母性愛』は、子供の成長を心から願い促すものです。
“引き籠り”は現代文明の病理現象です。深い閉塞感の中で虚無感・無力感・脱力感を感じて固まっているのです。感受性が強い故に自己防衛のために閉じこもるのです。そのために、誰かがこの心のバリアーを破ってくれることを待っているのです。解決の道は、私の命は神につながり、それを通じて人と人とは繋がっていること実感することによるものだと思います。
祈り