紙上説教 2020/8/2

≪紙上説教  2020/8/2≫

 

心の耳を澄ましてみれば、主である神の声が聴こえてきます。エリヤはシナイ山(ホレブ)で神と出会ったのです。神は、風の中にも、地震の中にもおられなかったのです。

しかし、火である真理の審判の後に神は顕現します。神の前には誇るべき自分などは、何もなく外套で顔を覆い隠したのです。へりくだった心に、神は語りかけたのです。そして、神が立てる七千人がいると示されました。そして、それは偶像にひれ伏さない者達のことでした。今は、その者たちが、『神氏族メシヤ』なのです。

天聖経は自分たち夫婦と家庭とが、祝福を周辺に伝えていく者でなければならないと言います。それが祝福家庭なのです。文鮮明先生は、「統一の要因は愛であり、その方法は犠牲である」と語りました。神氏族メシヤとしての愛と犠牲の精神を示しているのです。

白河家庭教会は『白河一番、家庭が一番、私は最高!』というスローガンを掲げてきました。それはアメリカ・ファーストや都民ファーストなどとの意味なのではありません。

全体のための、私自身と私の家庭なのです。「祝福家庭は、神と人類のためにのみ存在する」のです。そうでなければ、意味も価値もありません。そのような自覚があってこそ、最澄の『一隅を照らす者』にも、道元の『万法に証せられる私』になることができるのです。人は自分の事だけを考え、自分のためにのみ生きている内は、自分の存在意義や価値を見出すことはできないのです。神がそうであり、私も『為に生きる』ように創造されました。

そして聖書は、人生は短い「為に生きよ」と言うのです。天一国実現のために『天の父母様聖会』という箱舟に全人類を乗せなければならないのです。

祈り

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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